コビトカバは発見されてからの歴史が浅く、生息数も少ないので、野生のコビトカバについてはまだ研究が十分ではありません。
発見されるまえは、幻の動物でした。
黒い悪魔とか、黒豚なんて言われている時代もそれ程昔のことでは有りません。
発見された当初からすでに希少動物、珍獣ですね。
コビトカバの 寿命は??
コビトカバの寿命は20年くらいだとされていますが、人に保護されている動物園ではどれほどでしょうか?
上野動物のトシコは37歳まで、人気者でした。
カバのご長寿が50歳から57歳ほどですから、コビトカバの方が少しばかり短命ですね。
現在日本で飼育されているコビトカバは8頭前後(2018春のデータでは8頭)です。
子供も一年おきに一頭しか生まれないために、種の保存は各動物園で連携して行われています。
海外の動物園からも送られてきます。
石川動物園では、繁殖に成功したコビトカバのミライがもうすぐ2歳(2016年12月23日誕生)になります。
国内の動物園で繁殖に成功したのはまだ数えるほどです。
貴重な種のコビトカバ、無事に育って欲しいですね。
野生のコビトカバは寿命は短いとされていますが、はっきりしたことは未だ解明されていません。
まとめ
群れを作らないコビトカバは一頭一頭の縄張りが広く、広大な森を必要とします。
しかし生息地の森は減少が著しく、現在の生息数もはっきり把握できていません。
コビトカバはカバ同様に尻尾で糞を撒き散らし、縄張りを示す習性が有ります。
動物園のコビトカバも稀にこのような行動をとるために、お客様を驚かせてしまうことがあるようです。
絶滅危惧種のコビトカバですから、海外の動物園でも大切に飼育されています。
オーストラリアのタロンガ動物園では2017年2月にコビトカバの赤ちゃんが誕生しています。
動画もありますから、一度観て下さい。
可愛いさに一度で 虜になってしまいます。
一般のカバよりも顔がひらべったく、しぐさも愛らしいです。
大きな丸い目で人間の赤ちゃんのような表情に見えたりします。
ミライもそれ程遠くない未来に赤ちゃんのパパとしての姿を見せてくれると期待されています。