鳥類の頂点に立つと言われるオオワシですが、威厳ある堂々とした姿は遠くから見ても存在感がありますね。
日本にはオオワシの他にもオジロワシやイヌワシが有名ですが、どれがオオワシなのかわからないと思う人もいるでしょう。
オオワシの大きさや見た目の特徴について調べてみましたので、宜しければ参考にしてみて下さい。
オオワシの大きさはどの位?
大きさは、くちばしから尻尾までの全長はオスで約90cm、メスの全長は約100cmとオスよりメスの方が大きいです。
翼を開くと200~250cmと非常に大きく、体重は約9kgです。
オオワシの大きさですが、世界のワシ類でも屈指の大きさと言われています。
日本では本州の山岳地帯にすむイヌワシをしのいで最大になります。
くちばしも大きくて長さもあり、オジロワシやイヌワシに比べるとかなり大きいです。
オオワシの特徴は?
次にオオワシの特徴を見ていきましょう。
オオワシの羽毛は黒、白、黄色のコントラストが強くはっきりしています。
黒というより、黒っぽい茶色なのですが、翼の前、尾羽、足の羽毛が白色で、遠くから見ると白色がよく目立ちます。
また黄色くて大きなくちばしがあります。
翼は長くて幅広く、飛ぶと後緑の膨らみが大きいです。
成鳥の羽毛は色が黒や黒褐色なのですが、幼鳥の時の羽毛は淡褐色で白い斑点がみられます。
オオワシは冬に流氷と一緒に日本にやってきて越冬しますが、夏はカラフトやカムチャッカなどで巣で子供を育てています。
一度作った巣は修理しながら何年も使うようです。
オオワシの食べ物はサケやカラフトマスやスケソウダラなどの大きな魚や、鳥だとカモ類、小型~中型の哺乳類のアザラシやクジラなども食べるようです。
まとめ
オオワシの大きさや特徴がわかりました。
どれかオオワシなのか見分ける事が出来そうですね。
オオワシは環境破壊により5000羽ほどにまで数が減り、今では絶滅危惧種に指定されています。
残されたオオワシの環境を守るためにも、私たち人間は何をすべきかが問われるのではないでしょうか?