皆さんは鳥の寿命をご存知ですか?

よくペットでオウムを飼う時に寿命に気をつけてと言われたことはないですか?

それはオウムが長寿だから飼い主よりも長生きしてしまうことが多々あるからです。

ではニュージーランドの国鳥キーウィはどれくらい生きるのでしょうか?

キーウィの寿命について調べたいと思います。

キーウィの寿命はどれくらいでしょうか?

キーウィ 寿命

キーウィの寿命は野生下では20年以上と言われ、飼育下では40年が限度とされています。

これは鳥類としては長寿にはいります。

キーウィと同じ大きさの鳥の寿命を見ますと、鶏が10年、アヒルが20年、九官鳥が15年です。

鳥類は体が大きいと長生きの傾向にあります。

長寿でしられるオウムは50年、フクロウは65年、鷲が40年、白鳥にいたっては70年という長寿ですが、どれもキーウィより大きな鳥ですし飛べる鳥です。

同じ飛べない鳥で大型のダチョウは25年の寿命です。

このことからキーウィは長寿と言って差し支えないのではないでしょうか。

日本で唯一キーウィを飼育している大阪の天王寺動物園のキーウィはオスメスのペアで飼育しています。

雄のキーウィをジュンといいます。

ジュンは1982年にニュージーランドのオトロハンガ動物学協会で孵化し、孵化後約半年で天王寺動物園に入園し現在に至っています。

現在までの飼育期間は約36年で野生下の寿命より16年も長く生きています。

雌のキーウィはブクヌイと言う名前で1988年にニュージーランドのレインボースプリングスで孵化し、1991年に2才8ヶ月で天王寺動物園に入園しています。

こちらは飼育期間は約30年になります。

こちらも野生下の寿命より10年も長生きしています。

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まとめ

キーウィは小型の鳥類としては長生きなのがわかりましたね。

野生下では20年飼育下では40年くらい生きるそうです。

天王寺動物園の2羽のキーウィも長生きしてくれると良いのですが、紹介した通り天王寺動物園の2羽のキーウィはもう高齢です。

日本で生きたキーウィを見られる機会も残り少ないのかもしれません。

繁殖してくれればいいのですが、望みは薄いでしょう。

天王寺動物園の2羽のキーウィがなるべく長く健やかに過ごせることを望むばかりです。

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