ニュジーランドの国鳥のキーウィですが、キーウィフルーツの販促も伴ってか日本でも知られることになりました。
でも、本物のキーウィって見たことありますか?
動物園で飼育されてるんでしょうか?
調べて行きたいと思います。
日本で鳥のキーウィは見られるの?
結果から言えば、日本でキーウィを飼育している動物園は大阪の天王寺動物園だけです。
しかし2015年に発表された飼育計画によると、これ以上キーウィは飼育をしないということが発表されましたので今いる2羽がいなくなれば大阪の天王寺動物園でも見られなくなってしまいます。
天王寺動物園では1970年に大阪で開催された万国博覧会の記念にニュジーランド政府から3回に渡りキーウィを送られていました。
天王寺動物園に送られていたキーウィはノースアイランドブラウンキーウィで、この種は2008年に生息数が2万5千羽と推定され、絶滅危惧種にリストアップされています。
天王寺動物園は2015年の100周年目の飼育動物選定計画でキーウィを補充しないことを決定しました。
ニュジーランドでは国鳥が絶滅に瀕していることに危機感をいだき、野生の卵や雛を捕獲して動物園などの飼育下で孵化させ、キーウィを捕食する猫などの哺乳類に対抗できる程度の大きさになってから放鳥する活動(BNZ Operation Nest Egg)を1994年から開始し、この活動の中でこの活動の中でキーウィの卵の人工孵化の技術は確立されてきています。
キーウィはニュジーランドでは全面輸出禁止動物なので、天王寺動物園の2羽のキーウィがいなくなってしまえば、この先日本で実物のキーウィを見られることはないでしょう。
では、そうなった時にどうすれば良いかといいますとニュジーランドに行くことです。
ニュジーランドではキーウィを飼育してる動物園がいくつかあるようです。
しかしキーウィを見に行くに当って注意点が一つあります。
それは、キーウィは夜行性なので朝や昼間に行っても巣の中にいて見られないということが、ままあるということです。
ですからキーウィを見に行くときは夕方に行くことをオススメします。
まとめ
キーウィは日本では大阪の天王寺動物園で今は見られますが、天王寺動物園のキーウィも高齢のためいついなくなるかわかりません。
キーウィを見たい人は早めに天王寺動物園に行って鑑賞することをお勧めいたします。