キーウィはニュージーランドの国鳥ですが、不思議な点がいっぱいある鳥です。
鳴き声についてはどうなんでしょうか?
小さな体からはどんな声を出すのでしょうか?
どんな時に鳴くのでしょうか?
調べてみました。
キーウィの鳴き声は?
キーウィは鶏くらいの大きさで、翼は外見上では確認が難しいほど退化していますのでもちろん飛ぶことはできません。
そのかわり同じ体格の鳥と比べると驚異的に足が発達してります。
夜行性で視力が弱く、昼間は木の洞などに隠れていて夕方以降餌を求めて歩き始めます。
嘴の先端に鼻孔があり、またセンサーのようになっているヒゲを使って敏感な嗅覚によって餌を探しだします。
地面に嘴を差し込んで地中にいるミミズや昆虫の幼虫等を探し、嘴に餌が触れるとすかさず捕えて持ち上げます。
ミミズや昆虫以外にもフルーツなどの植物質の食物も餌としています。
キーウィは笛の様な「キーィ、キーィ」という声をあげて鳴きます。
この鳴き声からニュージーランドの先住民族マリオ族がキーウィという名前を付けました。
この鳴き声は縄張りを主張する時にあげることが多いようです。
つがいになったときにも縄張りを主張するため声を上げるようです。
キーウィの声はかなり大きく1・5kmから離れたところからも聞こえるそうです。
今もキーウィを飼育している天王寺動物園には面白い話が残されています。
あるクリスマスの晩、飼育員さんがキーウィのお世話をしながら歌を歌ったらキーウィも一緒に歌いだしたという話が残っています。
まとめ
キーウィは縄張りを守るために、甲高い声で鳴くということがわかりましたね。
キーウィは亜種も入れると7種類がニュージーランドに生息していますが、最近保護活動が功を奏して数が増えているとニュースで聞きました。
しかし、増えているのは一定の種で、まだまだ絶滅の危機に瀕している種は少なくありません。
人間がまだまだ知恵を出してキーウィを保護をする知恵を出して、キーウィ全種が数を増やし夜になればキーウィの鳴き声がニュージーランドの森に響き渡る日が来るといいですね。