南アメリカで生息するバクの仲間ではもっとも体が大きいベアードバク。

黒っぽい色でふっくらとした顔つきは愛敬があります。

しかし彼らは絶滅危惧種のレッドリスト指定されている世界的に数が少ない動物。

もちろん身近で見ることはできませんが、日本で唯一見ることができる動物園があるのです。

さてどこにあるのでしょうか。

ベアードバクがいる動物園

ベアードバク 動物園

日本で唯一ベアードバクが見られる動物園は、「横浜市立金沢動物園」です。

緑に溢れた自然公園の中にある動物園で、季節ごとにいろいろな植物も見ることができて、とても気持ちよい場所です。

こちらは「世界の希少草食動物」を中心に飼育しているめずらしい動物園なのです。

ですから、普段あまり目にすることのない動物を見ることができるのですね。

動物園の中は、草食動物ばかりなので全体的に穏やかな空気感です。

ローラー滑り台やふれあい広場などもあり、子供たちに嬉しい動物園です。

生息しているゾーンが分かれていて、ベアードバクはアメリカ区にいます。


アメリカ区には他のカピパラなどもいます。

ベアードバクは、体が大きく200~300㎏の重さがあります。

ずんぐりとしていて、頭から鼻のラインがふっくらとした曲線で、どちらかというとゾウのような顔の形ですね。

夜行性で昼間は森の中でじっとしていて、夕方涼しくなると活動する習性です。

餌は果実や草、葉っぱなどで、水辺が好きで水のない場所には生息していません。

一見泳ぎそうに見えませんが、とても泳ぎが上手で外的から身を守る時に水に飛び込んで逃げるそうです。

世界的に進んでいる森林破壊や開発によって、どんどんその数が減っているベアードバク。

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生息地によっては食用にされることもあり乱獲もされているとか。

すでに絶滅した国もあるそうです。

まとめ

とても穏やかで優しい顔だちのベアードバクは、とてもゾウの顔に似ています。

金沢動物園でバクを見て、バクだけでなく他の希少な動物の大切さを身近に感じてみてはいかがでしょうか。

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