皆さんは、マレーバクをご存知でしょうか?
今回は、見た目もユニークで可愛らしいマレーバクの生態を調べてみました。
マレーバクの生態とは?
マレーバクはインドネシア(スマトラ島)マレーシア(マレー半島)タイ、ミャンマーに生息している。
その大きさですが体長は2,5m、高さ1,2m体重はなんと250kgもあるんですよ。
体の色は白と黒からなっています。
マレーバクは夜行性なので、敵が来ても目立たない様に保護色になっているんです。
マレーバクは普段木の実や食物をたべている、植物性の生き物です。
だから動物園では昼は動かかないのですが、自然界では夜になると敵が来ると素早く沼などに逃げ込みます。
意外にも水遊びが好きで泳ぎが上手なんです。
マレーバクは本来自然界の生き物ですから、自己防衛反応があり、持っている犬歯で相手を反撃します。
そういう面は動物園では見られませんので、マレーバクは穏やかな動物と思われているかもしれません。
しかし、250キロもの巨体でぶつかられたら、ひとたまりもありませんね。
マレーバクのもっている聴覚と嗅覚も素晴らしいものがあるんですね。
視力は良くないようです。
単独、もしくはペアで生活するそうです。
マレーバクの子供の生態は?
マレーバクの赤ちゃんは縞模様で、いのししのうり坊に似ています。
しかしこの縞模様も半年で薄くなり、体毛が大人に変わってきます。
あかちゃんのマレーバクはすでに歯がはえているので、エサを食べることができるんです。
そのため成長が早いんです。
子供のバクはお母さんと一緒に行動を共にします。
まとめ
マレーバクの今一番の問題は絶滅の危機に瀕しているという事です。
森林が伐採され、住む場所が狭められた動物たちで生命力の弱いものは自然淘汰されていきます。
マレーバクはバク科では、旧世界に分布して、最大種だったんです。
視力が悪いのでその反面、聴覚と嗅覚が鋭く働いています。
森林に生存しているマレーバクは自然の中では厳しい状況の中で生活を余儀なくされています。
私たち人間は、数々の野生動物を保護していくべき義務があります。
これから数少ない動物たちを守っていく必要があるんですね。